携帯小説が流行っているって今の現象に
興味津々の私ですが、
『恋空』は映画化まで決まっちゃった携帯小説。
「君は幸せでしたか?
とても幸せでした」
とっても印象的なことばですが、
映画『恋空』の告知ページでは、
フラッシュでそんなことばが空に綴られます。
携帯小説そのものにはそんな興味なかった私だけど、
これはちょっと期待できるかも?
映画『恋空』の前に、
携帯小説『恋空』について解説しましょかね。
ま、簡単に。
てか、読んだことないです。
前にも言いましたけど、私が興味あるのは
携帯小説がすごいブームになっているって今日の現象なもんで。
『恋空』は、著者である美嘉さんの実体験をもとに書かれた、
切ない携帯小説。
「泣ける」と評判の切ない恋物語。
なんと半年に渡って、ケータイ小説ランキング
1位をキープしたという、携帯小説界の火付け役。
2006年10月に発売された、『恋空』上下巻は、
書店に足を運ぶ人なら一度は見たことがあるはず。
上下巻を左右に並べると、ハートマークが浮かぶ、
ちょっと素敵な装丁。
ちなみにこの本、売り上げの一部がユニセフに寄付されるとか。
へぇ、て感じです。
さて、気になっているのは映画『恋空』なんですけど、
主演は新垣結衣さん。
重めのロングヘアがちょっと素敵な雰囲気を醸し出しています。
いいなぁ、ちょっとこういう雰囲気って憧れるかも。
笑顔も涙も似合う感じがいいです♪
この映画の雰囲気は、かなりいい感じ。
ちょっと気になるカモ。
ただ、気になる評価も。
映画『恋空』は、携帯小説『恋空』をもとに、脚本をおこして、
プロが作り上げた作品なんだけれども、
小説『恋空』には、批判がかなりの数寄せられているという噂。
妊娠・中絶や、性的暴力など、
いろいろ重い内容も取り扱っているのに、
どうやらその辺は「実話」とは言いがたいみたい。
「実話」として綴られ始めたのに、
矛盾なんかを指摘され、「実話をもとに」と改変。
ちょっと軽はずみすぎない?
ってところがひっかかる。
加えて、原作はどうにも「小説」とは呼び難い、
日記とか、ブログとかって雰囲気のもので、
語彙も少なく、非常に表現が拙いとのこと。
でもね、だからこれだけヒットしたんだとも思うんですよ、私。
ヒットした層は、中高生なんかの若い世代。
むしろ一般の文学だと、難しくて読んでいられない子たち。
だからこそ、夢中になって読んでいく。
私の仮説だけれど、
あなたはどう感じますか?
いろいろ携帯小説についての考察を書いてるんですけど、
別に、携帯小説に対して否定的なわけじゃないんですよ、私。
ただまあ、私個人のこだわりとして、
「携帯で手軽に」読める小説よりも、
「より読みやすく、より世界観を大切に」できる小説を
提供していきたいなって気持ちがあるもんで、
同じ小説Webサイトを運営するのならば、
パソで読んでもらいたいって気持ちが強いんですよね。
加えて、文学としての「小説」と、
随筆や日記の延長としての「小説」を、
区別したいなって気持ちがあるんですよね。
文学って、たぶん、書く側の能力だけじゃダメで、
読む側にもある程度の能力が要求されるんだと思うんですよ。
読む側の能力が低ければ、
それに見合ったレベルのものしか理解できない。
ちなみに、私は夏目漱石は好きですが、
森鴎外は難しくて読めません。
でもそれは、私に読むだけの力がないんですよ、たぶん。
で。
携帯小説サイトっていっぱいあるんですけど、
ぶっちゃけハードル低いと思うんですよね。
読み手側に要求される事柄が、非常に少ないものが多い。
それが悪いとか、次元が低いとか、
そういう否定的なことじゃないんですよ?
だって、読み手側の能力ってのはいろいろだけど、
どんな人だって、笑ったり泣いたり、
怒ったり悩んだり、絶対感情を持ってるんだもん。
「手軽に楽しめる」ってのは、とっても大事。
そんな携帯小説のサイトで、
たぶん今いちばん有名なのが、「魔法のiらんど」。
本当は、携帯小説専用ってわけじゃないんだけど、
出版社と提携して、書籍化やコミック化なんかが容易だから、
噂にはなりやすいかな。
あと、気になっているのが、
すでに著作権の失効している文豪の小説を、
携帯で読めるようにした、青空文庫から転用のサイト。
http://novels.bookstudio.com/i/
他にもたくさんあるけれど、
サイトを列挙する必要はないなぁ、て思ったり。
だって、検索した方が早いもん。(笑)
なんでもそうだけど、自分で足を運んで、
自分の目で確かめて、
やっと自分に合うものを見つけられるんだよね。
これだけ数が増えると大変だけどさ。